大切にしているロードバイクですが、スポーツ機材なのでどうしてもキズが付いてしまうことがあります。
今回の私の場合は完全に不注意ですけどね・・・
しかし、じっくりと補修する道具も時間も技術もない。
車用のキズ補修ペンを使って、お手軽にキズをごまかす方法を紹介します。
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強風で倒れてキズが付いた
ライド中に、いつものように江戸川CRにてTwitter投稿用の写真を撮っていました。
風が強かったので、かなり傾けて支柱にもたれかけさせたつもりだったのですが・・・
写真を撮ろうと離れた瞬間に、「バーン」とこのまま手前にまっすぐ倒れました・・・
ショック・・・
動転しており、倒れた写真はありません。
幸いにもフレームやRDにはダメージはありませんでしたが、カーボンハンドルとSTIにガリキズが入ってしまいました。
ハンドルはバーテープを巻いていないので重症です・・・
何度も言っちゃうけど ショックです・・・
なんとかキレイに補修したいです。
しかし、「パテ盛って、削って、塗装して、クリア吹いて、磨いて」 というような作業を行う、テクも道具も時間もありません。
なんとか簡単にキズを無かったことにしたい・・・
そこで、車のキズ補修用の「キズペン」を使って、お手軽にキズを誤魔化してみます。
【キズペン】とは
「キズペン」とはソフト99コーポレーションが販売している、車用のキズ補修ペンです。
一般的なタッチアップ塗料やスプレー塗料とは違い、クレヨンのような固形のペン形状をしています。
キズの凹みを埋めるように塗り込んで、乾燥すると固まります。
固まった後は、紙やすりやコンパウンドなどで仕上げることも可能。
ただし、補修塗料のようにメーカーのカラー番号ごとに豊富なラインナップがあるわけではなく、種類は全部で8色。
ザックリとした補修用ということですね。
ロードバイクの補修用途に使えそうな色は、ブラック・ホワイト・ブルー・つや消しブラックといったところでしょうか。
レッドはラインナップに無し。 当然チェレステもありません。
キャップを外すと、本当にクレヨンのような固形ペンが現れます。
えんぴつ削りやカッターで先端をとがらせて、こまかい箇所への補修もできそうです。
ペン先が減ってきたら後ろから押し出すことができます。
値段はカラーによって若干異なりますが、アマゾンにて1本 500円程度です。
キズペン で補修
では「キズペン」を使って補修していきます。
キズにすり込むように、比較的厚めに塗り付けていきます。
キズで白くなってしまった部分が隠れるように。
こんな感じ。
ただ塗っただけでも、だいぶマシにはなります。
完全に乾ききる前くらいのタイミングで、ウエスを使って余分な塗料を拭き取っていきます。
ただ、思っていたよりも硬化のスピードが速く、ちょっと拭き取るタイミングが遅かった感じです。
塗ってから5分くらい放置したのですが、結構固まっています。
もう少しシッカリと拭き取る予定でしたが、まあいいか。
補修完了
ただ塗って、ちょっと拭き取るだけの簡単補修でしたが、キズがどうなったのかを見ていきます。
屋内にて 「なかなかいい感じ」
補修直後に屋内で撮影した写真がこちらです。
「あれ、いいんじゃない」
言わなければわからないくらいにはキズが隠せています。
「キズペン」の金額と、この程度のお手軽補修の成果としてはなかなか満足です。
少しだけ、キズのショックが和らぎました。
屋外にて 「ちょっと粗さが目立つかな」
後日、屋外で補修部分を撮影した写真がこちら。
あー やっぱり光にあてちゃうとキズが目立ちますねー。
まあ、これでも上の受傷直後の写真と比較するとだいぶ良くなってはいますが・・・
上手いことキズの凹みに塗り込んであげれば、もう少しマシになるような感じもあります。
改めて、再度の補修作業をしてみようと思います。
まとめ
「キズペン」を使ってガリキズを簡単に補修してみました。
仕上がり具合はそこそこですが、「キズペンが安いこと」「補修作業が簡単であること」を考えると「アリ」なのではないでしょうか。
キズをお手軽にごまかしたい時には最適です。
ブラックの「キズペン」がなかなか良かったので、ホワイトの「キズペン」も買ってしまいました。
これで「トップチューブにハンドルのバーエンドが当たって塗装が欠けてしまった部分」を補修します。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。