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以前「パナレーサー アジリスト TLR」を使用していましたが、パンクの連続で私的な印象は最悪。
「もうパナレーサーは買うまい」と思っていましたが、耐パンク性能をアップさせた「アジリスト DURO TLR」が発売されちゃいました。
クリンチャーでは前から出ていたんだけどTLRバージョンが新発売です。
うーん どうする?
・・・よし 買ってみましょう。
本当に耐パンク性能がアップしているのかテストしてみます。
と、エラそーに書いていますが「アジリスト」自体はコストや入手性などを含めて非常にパフォーマンスが高いと思っています。 パンクしなければ
リアタイヤのみ交換してレビューしていきます。
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パナレーサー アジリスト DURO TLR とは
![](https://diy-roadbike.com/wp-content/uploads/2023/07/c6b0dea644fa04a8e8d1563823633d00-1024x718.jpg)
「超・ロングライド、超耐パンク」って書いてあるよ。
パナレーサーのタイヤ「アジリスト」シリーズは
- オールラウンダーの 「無印アジリスト」
- 耐久アップの 「アジリスト デューロ」
- 軽量に振った 「アジリスト ライト」
の3シリーズでしたが、
- プレミアム・フラッグシップモデル 「アジリスト ファスト」
が発売されました。
そのうちTLRタイプは「無印」と「デューロ」のみが発売されています。
パンクしたくないなら「デューロ」を選べ ということで合っているのでしょう。
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重量を比較すると「無印」は220g、「デューロ」は240gと20g差です。
レースには出ない、ヒルクライムもほとんどしないのでパンクしないでほしいです・・・
「デューロ」 パンクはどうなんだい?
![](https://diy-roadbike.com/wp-content/uploads/2023/07/DSC_7968-1024x576.jpg)
アジリスト「デューロ」で約1000km走行して、今のところパンクは無し。
「普通だろ」といわれればそうなんだけど、「無印」アジリストでは約1000kmまでに2回パンクしてる・・・
そして約1700kmまでにあと2回パンク・・・
いつも全く同じ道を走っているので、このパンク回数の差は偶然だけではないと思います。 強くなってる
タイヤの内側を比較して見ても、中心付近に耐パンク用の何かが入っています。
「無印」のレビューでも書いたけど、パンクの問題さえ無くなれば「アジリスト」は普段使いのタイヤとして総合的にかなり優秀だと思っています。
このまま3000kmくらいは持ってくれるといいんだけど。
パンクしちゃったら追記しますね。
アジリスト DURO TLR 良い点
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一番は何よりも「パンクしにくそう」というところになるんだけど、1000kmくらいではまだ何とも・・・
かなり良さそうな感じはしてるんだけど。
そこは引き続きテスト継続として、その他の良いと思ったところです。
デューロもタイヤをはめやすい
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「無印」アジリスト同様にタイヤをはめやすい。
一番はめやすいと思っていた マビック イクシオン よりもはめやすい。
手だけでも もちろん組めるんだけど、「タイヤグライダー」と「ビードワックス」を使うと本当に楽勝です。
はめにくいタイヤは組んでしまったら2度と外したく無くなっちゃうんだけど、アジリストは「何かあったら開けて確認してもいいかな」と思えるくらいな感じ。
デューロもロードノイズは少なめ
こちらも「無印」アジリスト同様。
スリックなパターンのせいなのかな。
走っていて余分なノイズが少ないので気持ち良いです。
パナレーサーは入手しやすい
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通販で「アジリスト DURO TLR」と検索すると大量にヒットします。
複数の店舗で購入できることは良いことです。
競争の原理も働いて安くなるかもしれないし。
無印よりは高くなったがまだ比較的安い部類
私の購入金額は25Cで 7,480円
「無印」アジリストよりは少し高いけど、輸入品のタイヤと比べるとまだまだ安価な部類に入ります。
このくらいの金額ならケチらずに早めの交換をしても良いかなと思えます。
アジリスト DURO TLR イマイチな点
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今のところイマイチな点は無い んだけど、私のシーラント選定が原因でちょっとトラブルに・・・
せっかくなので書いておきます。
タイヤのせい じゃ無いんだけどね・・・
パンクはしていないけどスローパンク 原因はシーラントか?
タイヤを組んでから約2ヵ月、急に空気が抜けやすくなった。
1日で3Barくらい下がっちゃう感じ。
「どうせまたバルブコアの汚れだろ」と思って清掃するも症状変わらず。
どこかリムとの接合面でうまくかみ合っていないのかと思い、特定するためにタイヤに石鹸水を塗ってみます。
すると・・・
タイヤ全体からエアが吹き出して泡になってるー・・・
画的には面白いけど面倒くさいことになってきました・・・
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![](https://diy-roadbike.com/wp-content/uploads/2023/08/20230816_073902-1024x576.jpg)
しかし、タイヤには無数の穴が開いているんですね。
これじゃシーラント無しで気密が保たれるわけがない。
仕方なくタイヤを外して中身を確認することにします。
あー やっぱりシーラントが固まってるー・・・
ゲル状になってタイヤ中央部のみに貼り付いています。
リム側は乾燥してパリパリに・・・
ビードにもゴムはくっ付いていない・・・
掃除は簡単でいいけどね。
2ヵ月弱でこうなっちゃうか?
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と思ったんだけと、私が入れていたのはマックオフの「インナーチューブシーラント」。
コメントで「通りすがり」さんにご指摘いただいてわかったんだけど、これは名前のとおりクリンチャーのインナーチューブ用のシーラントでした・・・
TLR用のシーラントじゃなかった・・・
お恥ずかしい・・・
HPを確認したらちゃんと書いてありましたね。
最初、「ダメシーラントじゃねーか」みたいな記事を書いてしまいました。 マックオフさんスイマセン・・・
逆に、間違えてTLRで運用しても2ヵ月弱はほぼちゃんと使えてました。
でもマックオフの「インナーチューブシーラント」はクリンチャーのインナーチューブ用です。
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![](https://diy-roadbike.com/wp-content/uploads/2023/07/DSC_7982-1024x576.jpg)
タイヤシーラント「シールスマート」を投入
では、ちゃんとしたTLR用のシーラントを入れなおします。
パナレーサー公式HPには「★タイヤシーラントは「シールスマート」のご使用を推奨します。」と書いてある。
じゃあ推奨品を使用してみましょう。
一番安い120ml入りを購入して入れていきます。
黒いつぶつぶはクルミの粒子らしいです。
「つぶつぶが詰まってしまってバルブからは入れられない」といったクチコミも見かけましたが、バルブから注射器で全く問題なし。
むしろ前回のマックオフの方が粒子は大きかった感じ。
ニオイはほんのりミントの香りでクサくはありません。
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あー 大丈夫になったみたいです。 よかった。
というか、「シールスマート」はかなり優秀かも。
今まではシーラントを入れて1~2週間くらいはシールしきれずに空気圧が安定しなかったんだけど、「シールスマート」は1走行でピタリと安定しました。
タイヤ側面からも何かが出てきて固まっていたので穴を塞いでくれたみたい。
ビーカーや注射器に残ったシーラントがすぐにゴム化していたので結構強力なようです。
あとはどのくらい中身が固まらないかですね。
今まではマビックのシーラントを使っていてパンクは塞いでくれるんだけど、高い・入手性悪い・臭いの3拍子でした。
このまま問題無ければシーラントは乗り換え決定かな。
大きいボトルを買おう。
「パナレーサー アジリスト DURO TLR」の約1000km経過レビューでした。
一番心配していたパンク問題は今のところ大丈夫!!
どのくらい大丈夫だったかはいずれ追記します。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。