DI2と接続してカスタマイズやアップデートがおこなえる、スマホアプリ【E-TUBE PROJECT】にてできることを解説します。
Android用アプリでの解説となります。
このアプリでできることの情報は、調べてもあまり出てきません。
ホームページにもマニュアルにもザックリと書いてあるだけです。
また、実際に機器と接続しないと詳細な項目は出現しません。
今回は「アルテグラDI2 R8050」で接続した場合での設定項目となります。
バイクを登録
「+」マークをタップすると、ワイヤレスユニットの検索を始めます。
ジャンクションAのスイッチを長押しし、緑/赤が交互に点滅する通信モードにします。
ワイヤレスユニットが検索されたら「新しいバイクとして登録」を押して登録します。
メニューは3つ
メニューは3種類
2. カスタマイズ
3. メンテナンス
スワイプで切り替えます。
1. アップデート
接続しているユニットごとにアップデートがあるかどうかを通知してくれます。
アップデートがある場合はクリックするとアップデートできます。
少し前に最新にしてしまったのでスクショがとれませんでした。すいません・・・
2. カスタマイズ
カスタマイズ内の項目は
2-2. スイッチ
2-3. その他
の3項目です。
2-1. 変速
2-1-1. シンクロナイズドシフト
シンクロナイズドシフトの設定です。
まず、フロントチェーンリングとリアスプロケットの歯数を選択します。
S1はスイッチ1の略、セミシンクロの設定がされています。
フロントをアウターに入れると、自動でリアが2枚落ちることを表しています。
S2はスイッチ2の略、フルシンクロの設定がされています。
フロントインナー・リア8枚目からリアをアップ側に変速すると、次は自動でフロントアウター・リア5枚目に変速することを表しています。
リアをダウン側に変速も同様です。
変速順序はアニメーションでも表示されます。
すごくわかりやすく作りこまれているのに、奥のほうに隠れています。
知らない人が多いのではないでしょうか。
変速段数や変速ポイントを設定することができます。
2-1-2. 多段変速
STIの変速スイッチを長押ししたときに、複数の段数を変速させるか選択します。
多段変速の速さと、長押しで何段変速させるかを設定します。
2-2. スイッチ
2-2-1. シフティングレバー左
2-2-2. シフティングレバー右
STIに付いているスイッチ6個に変速やサイコン操作の機能を自由に割り当てられます。
スイッチ6個とは、ブレーキレバーに付いているスイッチ2個と、ツノの部分にあるスイッチ1個×左右で6個です。
機能の割り当てに特に制限は無く、自由に割り当て可能です。
2-3. その他
2-3-1. ワイヤレスユニット
ワイヤレスユニットの名前・無線通信の規格・パスキーを設定できます。
「PassKey」は必ず変更しましょう。
デフォルトのままだと乗っ取られて、変な設定に書き換えられてしまう可能性があります。
3. メンテナンス
3-1. フロントディレイラー
主に組立時に行うフロントディレイラーアジャスト設定です。
「開始」を押すと、「クランクを回せ」と指示があり、勝手に変速して調整モードに入ります。
この先は割愛します。
3-2. リアディレイラー
主に組立時に行うリアディレイラーアジャスト設定です。
「開始」を押すと調整モードに入ります。
STIのスイッチは効かなくなり、この画面の「ダウン」「アップ」を押して、画面の指示通り調整します。
この先は割愛します。
まとめ
スマホアプリ【E-TUBE PROJECT】にてできることを解説しました。
DI2化には費用がかかりますが、メリットは大きく手放せないものとなっています。
少しでも費用を抑えたいなら、こちらの記事もどうぞ!!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。