よく高速道路のサービスエリアの売店で売っている「ロードバイクのおもちゃ」を知っていますか?
仕事帰りに見かけたので買ってしまいました。
これを愛車と同じ【ビアンキ風】にしてみます。
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ロードバイクのおもちゃを ビアンキ風 にする
まずは完成形を紹介
売店で買ったコレを ⇒ こうしていきます
自立しないので写真が撮りにくい・・・
思っていたよりもかなり【ビアンキ風】になりました。
ロードバイクのダイキャストモデル
ロードバイクのダイキャストモデルです。
なかなかイマドキの形状をしています。
細かいところも良くできていて、クランクを回すとチェーン風のゴム駆動により後輪が回ります。
STIやリムブレーキも再現されていて、ブレーキワイヤーで前後ともつながっている。
「絶対自転車乗りが設計している」 と思う。
私は、常磐道守谷SA下りの売店で購入。
1,320円 おもちゃにしてはちょっと高いけど 「まあいいか」 と思い購入。
これは見かけたら買っちゃうでしょ・・・
この時には、黒/赤/黄の3色のロードバイクと2色のMTBが売られていました。
ちなみにMTBはリアサスも動きます。
そしてまたハンドルからブレーキに線が・・・ 油圧のホースかな?
売り場の写真もあったほうが良かったかなと思い、翌週寄ってみると写真に写ってるだけしか無くなってた。
結構売れてるんですな。
その後は高速に乗る機会が無く見に行っていないけど、定期的に仕入れるような商品でも無いんじゃないかな。
しかーし、やはりアマゾンで売ってた。
なんでも売ってますな。
中国直送っぽい納期だけど、SAで買うより安いものもある・・・
TTバイク風なやつも・・・
製作過程と材料
では、ロードバイクのおもちゃを【ビアンキ風】にしていきます。
ダイキャストモデルをばらす
塗装のため、一回バラバラにします。
分解していてまた思ったけど、「自転車乗りが設計している」。
バラされ方が本物っぽいんだよね。
クランクはホローテック・・・
不要部分をカットする
スタンド部分とトップチューブ上のブレーキワイヤーをひっかける所は不要なのでカットします。
グラインダーでおおまかに削り、棒やすりと紙やすりで仕上げます。
こんな感じとなって、準備完了です。
サーフェイサーを吹く
黒色に淡色塗装は絶対に乗らないので、サーフェイサーを吹いて塗装の下地を作ります。
そんなに詳しくないので、安かったタミヤのスプレー缶を使います。
ホイールも「キシプロ」っぽくするために、スポーク1本だけ吹いておきます。 写真撮り忘れて黄色を塗っちゃってるけど・・・
塗装する
いよいよ塗装していきます。
チェレステ
チェレステ色は、以前twitterのフォロワーさんに「チェレステのタッチアップにはこの色」と教えてもらった「ガイアカラー ミクボディシャドウ」です。
私のセンプレのフレーム色とは近しい色です。
だいぶ前にヨドバシの通販で買いましたが、現在は入手困難なようです。
当初筆塗りしようと思っていましたが、私のテクでは絶対に上手く塗れないので、ネットで情報を仕入れた「SOFT99 エアータッチ」を使用します。
これは車用のタッチアップ塗料を簡易エアブラシのようにしてくれる優れモノ。 値段も安い
エアータッチ単体だと塗料を入れるボトルが付いてこないので、「イージーペインター用 スペアボトル」を使います。
「イージーペインター」は「エアータッチ」のOEM製品となるので相互に部材が使用できるようです。
金額や付属部品の違いなど、詳しくは書きませんが気になる方はググってみてください。
ネット情報より、塗料はウスメ液で1:1に薄めて使用します。
「ガイアカラー」のウスメ液はちょっと高いのですが、「Mr.カラー」のウスメ液と同じ工場で作られているので安価なこちらを使用します。 ←これもネット情報
実際に吹き付けてみると、なかなかキレイに塗装することができます。
スプレー缶の塗料よりもだいぶキメが細かいです。
写真のフレームとフォークを3度塗りして、「エアータッチ」のガスはほぼ空、塗料の「ガイアカラー ミクボディシャドウ」は残り1/4くらいになりました。
イエロー
ボトルと前輪後輪スポーク1本ずつをイエローに塗ります。
これは筆塗りで。
淡い色は上手く塗れない・・・
ブラック
サドルとボトルのキャップ部分をブラックで塗装します。
また、ホイールとハンドルに入っている謎のロゴも塗りつぶします。
艶消しブラックは私の技量でも比較的上手く塗ることができます。
ステッカーを作り貼る
「Bianchi」のロゴは「手作りステッカー」で自作します。
Windowsに標準で入っているフォントの中で一番似ていると思われる「Verdana Pro Black」の斜体を使用。
やっぱり本物とはちょっと違うんだけど雰囲気は出ているのではないでしょうか?
この「手作りステッカー」は透明なのにすごく発色が良いです。
もっと薄ぼやけた黒になるかと思ったけど良かった。
反面、フィルムがしっかりしているのでフレームの曲面に馴染まずに浮いてきてしまいます。
白い部分は「ネイル ラインテープ」なるものを使用。
が、これも浮いてきちゃう・・・ 粘着が強くないみたい。
黒い部分はちょっと面倒くさくなってきたのでマッキーで塗った・・・
完成
じゃーん 完成です。
部品単品(特にステッカー)が思い通りに仕上がらず、ちょっとクオリティに不満がありましたが、組んじゃうとそんなにわからなくなりますね。
かわいいです。
まとめ
ロードバイクのおもちゃを【ビアンキ風】にしてみました。
雰囲気出てるんじゃないかな?
かかった金額は以下のとおり
- ダイキャストモデル本体 1,320円
- ファインサーフェイサー L 416円
- ガイアカラー ミクボディシャドウ 324円
- Mr.レベリングうすめ液 209円
- SOFT99 エアータッチ 585円
- イージーペインター用 スペアボトル 431円
- タミヤカラー エナメル XF-3 フラットイエロー 287円
- タミヤカラー エナメル XF-1 フラットブラック 337円
- エーワン 手作りステッカー 透明 412円
- ネイル ラインテープ ホワイト 3mm 330円
- 合計 4,651円
5,000円弱くらいならアリかな。
私は塗料やステッカー類を全部揃えたけど、ガチのモデラーさんで塗装の設備も持っていて「ロゴも手書きで入れちゃうよ」という人が受注で製作したら商売になっちゃうかもしれませんね。
そこまでやらなくても、フレーム色を自分のバイクと同じ色にするだけでもだいぶ雰囲気が出るんじゃないかなと思います。
気になった方は是非!!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。