フォーアイのパワーメーター【ポディウム】を紹介します。
メーカー名のフォーアイ【4iiii】にちなんで、ポディウムも【Podiiiium】と 「i」 の文字が4つになっているのが洒落ています。
でも、もう1つのモデルであるプレシジョンは【PRECiiiiSiiiiON】にはなっていません。しつこいからか?
紹介するのですが、河川敷をゆるゆると走っている私には完全に「宝の持ち腐れ」状態のようです。
そんな私でも感じられたメリットはこんなところです。
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パワーメーターとは
パワーメーターとは、「いまどれだけの力で自転車を進めているか」を測定する機器です。
測定結果はおもに、サイクルコンピューターやスマートフォンに表示されます。
踏み込む力(トルク)×ペダル回転数(ケイデンス)をW(ワット)という単位で表します。
踏み込む力(トルク) はクランクがねじれる力を数値化するセンサーが測定しています。
左クランクだけで測定するタイプ、チェーンリングにもセンサーがあり両脚を測定するタイプ、左右のペダルで測定するタイプなどがあります。
私が購入したものは、 左クランクだけで測定する一番簡易なタイプとなります。
簡易とはいえ結構なお値段です・・・
ポディウム【Podiiiium】とプレシジョン【PRECISION】
4iiiiのパワーメーターには【ポディウム】と【プレシジョン】の2種類があります。
一番わかりやすい違いは、 【ポディウム】 は充電式、 【プレシジョン】 はコイン電池式です。
私は 【ポディウム】R8000用 を購入しましたが、それぞれ下記のような特徴があります。
ポディウム(Podiiiium)
- USB接続による充電式
- ケーブルは Type A ⇔ Micro B
- コネクタ部分はちょっと華奢な感じ ここが壊れたらOUT
- 内蔵のバッテリーがへたってきたらOUT 6,500kmくらい使用していますが、今のところ全く問題なし
プレシジョン(PRECISION)
- コイン電池式 電池はCR2032なので、入手性と汎用性に優れている
- 電池の寿命も 100+時間 となっており、ポディウムの60時間よりも長い
- 走行中に電池のフタが無くなってしまったという記事を見ました 可能性はあるでしょう
- フタの脱落防止にナイロンバンドで固定する とも書いてありましたが、せっかくケイデンス計のナイロンバンドが無くなって「すっきりクランク」になったのにそれはヤダ
- プレシジョンにのみ両脚測定モデル有り 左右それぞれにコイン電池を入れるタイプ 充電仕様にするとサイズがかさむからか?
私はR8000のクランクに取り付けられた 【ポディウム】 を購入しましたが、それぞれのモデルにR9100クランク・R8000クランク・R7000クランクに取り付けられたモデルがあります。
また、自分のクランクを4iiiiに送って取り付けてくれる購入方法もあります。
CRをゆるゆる走る私が感じたメリット
本来はトレーニングの指標としたり、疲労や回復の目安として活用する機器なのでしょう・・・
そのあたりとは無縁の私が感じたメリットはこんなところです。
「追い風」がすぐにわかる
「向かい風」には敏感です。
が、「追い風」のときは「なんだか今日は調子がいいなー」と走っていて折り返しで愕然とする、ということが良くありました。
「追い風」 時は爽快ですが、「このWでこのスピードが出せるはずはない」とパワーメーターの表示から判断できるようになり、折り返してからの心の準備ができるようになりました。
逆に 「向かい風」 時には「こんなにパワーが出てる」と少しだけ慰めになります。
まあ、これがパワーが数値化されているということなのでしょう。きっとそうだ・・・
左クランクがスッキリした
これまではケイデンス計をナイロンバンド2本で固定していました。
目立たないように黒にしたり、あえて差し色のイエローにしたりしていましたが、ナイロンバンドが無くなり外側からの見た目がスッキリしました。
カロリー表示が正確になった かな?
パワーメーターを取り付けてから、Stravaに表示される消費カロリーの値が変わりました。
具体的には少なくなりました。
毎日ほぼ同じコースを走っているので、取り付け前後での数値の違いがはっきりと出ています。
今までは体重と走行距離などでザックリと出していたものが、Wを基準としてより正確になったかなと思っているのですが、どうでしょうか?
うーん、こんなところかな。
コストに見合ってない感がありますが、そもそも趣味なのでコストパフォーマンスの概念は無い! かな
パワーメーター 購入金額
私の購入金額と、現在(2021年8月)の価格です。
ただ、 【ポディウム】 は品薄なのか作っていないのか、検索してもあまり出てこなかったので、コイン電池タイプの 【プレシジョン】 の金額も記載します。
私が購入した時期よりもちょっと値上がってしまっています。
購入したモデルと同じ、R8000クランクのモデルでの比較です。
私の購入金額
2020年3月に楽天にて、48,548円で購入しました。
楽天ポイントの都合で購入しましたが、たしかアマゾンの方が安かった記憶があります。
現在の価格は?
【ポディウム】 楽天で 53,020円
【ポディウム】 はこれしか探せなかったので、ここからは 【プレシジョン】 の金額です
【プレシジョン】 楽天で 43,640円
【プレシジョン】 アマゾンで 43,640円
【プレシジョン】 Wiggleで 33,400円~40,135円
クランクの長さによって金額が異なります。 結構異なります。
Wiggle 4iiii (フォーアイ) - Ultegra FC-R8000 レフトアームパワーメーター
【プレシジョン】 PBKで 38,692円
PROBIKEKIT 4IIII PRECISION 2.0パワーメーター - ULTEGRA R8000
R8000クランクでの金額でしたが、当然R9100では高く、R7000では安くなります。
【ポディウム】 の方が高くなっていますね。
私の購入時は同じ金額でした。品薄のせいでしょうか?
パワーメーター 【ポディウム】 写真
全体
フレームとのクリアランスはこんな感じです。
全然余裕です。
クランクから飛び出している部分の厚さは7.15mm
パワーメーター部
充電端子
充電端子は USB Micro B
付属の充電ケーブルは先端が90°曲がっています。
【ポディウム】 がというよりも、Micro Bのコネクタが華奢な感じがするので、毎回かなり慎重に抜き差ししています。
充電中は赤ランプ点灯、充電完了で緑ランプ点灯に変わります。
私の個体の問題かもしれませんが、今どきの高速充電をうたった充電器ではうまく充電ができませんでした。
モバイルバッテリーや2.0A出力の充電器はダメです。
昔のスマホで使用していた謎の小さ目な充電器でじっくりと充電しています。
シマノのDi2の充電ではそんなことはないんですけどねー。
付属品
付属品には、前述の充電ケーブルと充電コネクタ部の防塵カバーが予備で付いてきます。六角も付いてきます。
充電ケーブル の長さは3mあり、十分な長さです。
まとめ
フォーアイのパワーメーター【ポディウム】を紹介しました。
記事を書いていて再確認しましたが、宝の持ち腐れ感が強いです・・・
「ロードバイクのパワートレーニング」っていう本も買ったけど読んでないし・・・
もう少し使いこなせるように走ってみようと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。