シューズとクリートの間に装着する怪しげなパーツ「SKOPRE ゼンスリップ クリートシム」。
取り付けてから約3カ月が経過しました。
果たしてうたい文句のような効果があるのか?
取付前後のストラバのデータを比較してみます。
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SKOPRE ゼンスリップ クリートシム とは
「SKOPRE ゼンスリップ クリートシム」とは、シューズとクリートの間にかまして、ペダリングを改善するパーツとなります。
詳しい内容は以前の記事を参照ください。
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【ケイデンスブースター】SKOPRE ゼンスリップ クリートシム
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取り付けてから約3か月、約1,000kmを経過して、果たして効果があったのか?
取り付け前後のデータを比較して検証してみます。
ゼンスリップ クリートシム 取り付け前後のデータ
「ゼンスリップ クリートシム」の取り付け前後のデータです。
取り付け前は 2/3 から 3/9 まで
取り付け後は 5/24 から 6/17 まで
外気温はだいぶ違うけど、パワーメーターのキャリブレーションはそれぞれで行っています。
「ゼンスリップ クリートシム」の取り付け前後、それぞれ12ライド分のデータを抽出し、パワーの最大と最小の値を除いた10ライド分から平均値を出します。
抽出して平均値を出したものがこちらの表。
平均値を比較してみると 取り付け前→取り付け後 では
スピード 上がった プラス0.84km/h
ケイデンス ほぼ同じ
パワー 下がった マイナス16.6w
カロリー 下がった パワー下がったからね
温度 は結構違いあり
ん?
ゼンスリップ クリートシム は効果あった?
ケイデンスは同じで、パワーは下がって、スピードは上がった。
なんでパワーが下がってスピードが上がった?
比較は全く同じコース同じ距離なので、変速や使ってるギアもほぼ同じはず。
ペダリングの効率 的なものが良くなったという事なのでしょうか?
省エネでスピードアップなので良いといえば良いのだけど、消費カロリーは増えてほしい感はあります。
これは良いのかな?
説明書には「ケイデンスとパワーが増える」みたいに書いてあったけど・・・
そのほか 約1000km 走って気付いた点
耐久性が低い 説があるけど壊れたりはしていない
この製品のレビュー欄に「すぐ壊れる」とか「割れて使い物にならない」等の書き込みが多くありましたが、私のはまだ大丈夫です。
ただ、「ここが割れちゃうんだろうな」という箇所は力がかかってプラが白く変色してしまっています。
クリートを強く締め付けると割れちゃうんでしょうね。
私はネジにネジロックを塗布して、少し弱めに締めています。
これ以上壊れることは無いんじゃないかなと思っていますが、この先はどうなるでしょうか?
クリートキャッチ はすぐ慣れる
「ゼンスリップ クリートシム」を取り付けることにより、シューズとクリートの距離も角度も変わってしまいます。
初日こそクリートキャッチに手こずりましたが、1週間もすれば以前と同様に感覚でキャッチできるようになります。
これは「慣れ」ですね。
サドル高が高くなるのはうれしい
前も書いたけど、わかりやすいメリットです。
「ゼンスリップ クリートシム」が挟まる分だけ脚が長くなったことになるので、シートポストを5mm高くすることができます。
まあ、5mmの違いはぱっと見ではわからないんだけど、サドルはできるだけ高い方が見栄えはするよね。
まとめ
「SKOPRE ゼンスリップ クリートシム」を取り付けてみての結果は、
ケイデンスは変わらず、パワーは下がって、スピードは上がった
となりました。
省エネになったということで良いのかな?
何かすごいデメリットがあるわけではないのでこのまま使い続けようと思いますが、冬シューズとの切り替え時期をどうしようかなと考えています。
朝は寒いから冬シューズ、昼は暖かいので夏シューズ みたいな期間が結構あるんですよねー。
「SKOPRE ゼンスリップ クリートシム」を取り付けるとサドルの高さが変わっちゃうので、「取り外す」か「もう1個買い増す」かの2択です。
5,000円かー ちょっと迷う・・・
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
