ロードバイクの組立やメンテナンスにトルクレンチは必要です。
経験値の少ない素人だからこそ、決められたトルク値を守ればトラブルを未然に防げると考えています。
ロードを始めてから約6年間、ずっと使用しているのはトピークのトルクレンチ。
シンプルな作りで必要十分な性能。
値段も安いです アマゾンで2390円 (私がむかし買ったときは1642円でした)
TOPEAK(トピーク) コンボトルク レンチ&ビット セット TOL23500 https://amzn.to/4af0CJv
トピークで必要十分なんだけど、デジタル式のトルクレンチに憧れがありました。
でもデジタル式はまあまあの値段するんだよねー。
何よりトピークで間に合ってる・・・
間に合っていたんですが、フレームを新調したらちょっと問題が・・・
結果、アマゾンで【デジタルトルクレンチ】を買った という話です。
シートポスト固定部にトピークが入らない
新しく購入したフレーム「ファラス・エボ」のシートポスト固定ネジ部分にトピークのトルクレンチが入らない・・・
いちいちサドルを外せば入るんだけど、それは効率悪すぎです。
既定のトルクは8N~10N
六角レンチで「こんなもんかな」と締めていましたが、走行中にずれてきてしまいます・・・
「じゃあもうちょっと強く」と締めていくとフレームからミシミシ音が。
怖い・・・
ここがバキッと逝ってしまったらこのフレームは終わりです。
修理もできないでしょう。
弱めに締めてサドルが下がるのもストレスです。
ということもあり、前から気にはなっていたデジタル式のトルクレンチ購入を検討します。
GOYOJOデジタルトルクレンチ を購入
KTCなどの有名なメーカー品は結構なお値段です。
工具はなるべく良いものを揃えたいけど、フレーム買っちゃったばかりだしなー・・・
今回は評判の良さそうな中華製品をアマゾンで探します。
とはいっても同じ製品が複数から出品されていて、安価なトルクレンチはほぼ一択な感じです。
購入したのは
GOYOJOデジタルトルクレンチ 1.8~60Nm(3/8) https://amzn.to/48Txt5P
アマゾンで 7790円 私はクーポンが出ていたので6990円で購入。
このトルクレンチは同じ筐体でトルク範囲ごとに複数の仕様があります。
- 0.3~10N.m (差込角1/4)
- 0.9~30N.m (差込角1/4)
- 1.8~60N.m (差込角3/8)
- 3~100N.m (差込角1/2)
私が購入したのは 1.8~60N.m の製品
(ちなみにトピークは12N.mまでの測定範囲)
電源は単四電池2本です。
ロードバイクにはこのトルク範囲が良いんじゃないかな。
ビットは今までのものを使いまわす
購入したGOYOJOデジタルトルクレンチの差し込み口は9.5mm(3/8インチ)というサイズ。
このサイズのビットを各サイズ揃えようとすると結構な費用が掛かっちゃうので、アダプターを使って今までの資産を有効活用します。
トピークに付いてきたやつと追加購入したやつ。
そのために購入したのは
「SK11 ビットアダプターソケット 差込角 9.5mm(3/8インチ) SBA3」 https://amzn.to/4clYlhO
四角い差し込み口で六角のビットを使えるようにするアダプターです。
アマゾンで 416円
シートポスト部分も無事に締め付けることができました。
GOYOJOデジタルトルクレンチ 使い方
使い方は非常に簡単。
- P/Cボタンで電源ON
- 上下ボタンでトルク値を設定
- U/Sボタンで確定
- 設定値に近づくとブザーが鳴り始めてLEDが点滅
- 近づくごとにブザーとLEDの点滅間隔が短くなる
- 設定値に達するとピーとなり続け、LEDは点灯し続ける
いちいち触る箇所が少ないので説明書を見なくても大丈夫です。
使用方法が簡単なのは良いことです。
いままで見て見ぬふりをしていた箇所も計測可能になった
トピークと比べて計測可能範囲が広がったことで、いままで計測できなかった箇所もきっちり測ることができるようになりました。
その1 ボトムブラケット
スレッドフィットというねじ込むタイプのBBを使用しているのでトルク指定があります。
今まではギューっと締めていました・・・
BBのトルク指定は 35ft.lbs
ん? 見慣れない単位です。
単位変換のサイトに突っ込むと 47.46N.m と出ました。
デジタルトルクレンチなら 47.46N.m とキッチリ設定することもできます。
そんなに強く締め込めなかったけどね・・・
その2 ビンディングペダル
TIMEペダルはペダルレンチではなくてクランク裏側から六角レンチで締め付けます。
こちらもトルク指定がありましたが、ギューっと締めていました・・・
今回からはきちんとトルク管理できます。
まとめ
前から気になっていた【デジタルトルクレンチ】を購入した話でした。
ヘッド部分はラチェットレンチなので、ずっと使用してきたトピークのトルクレンチよりも小ぶりで使用できる箇所が増えました。
音とLEDで設定値に近づいていることをお知らせしてくれるのでわかりやすいです。
ちょっと重たいけどね・・・
最後までご覧いただき、ありがとうございました。