ロードバイクその他

ロードバイクに付けているガジェットのバッテリー持続時間を調査する【前編】

最近、リアライトとパワーメーターとサイコンのバッテリーの持ちが悪くなってきた気がする・・・

ロードバイクにはサイクルコンピューターにライト、パワーメーターなど、いろいろなガジェットが取り付けられています。

それらはバッテリーで稼働するものが多く、使い続けるにつれバッテリーがヘタってきて使用時間が短くなってきます。

購入から2年以上が経過して、カタログスペックの表記からバッテリーの持ちにどれくらいの差があるのか、検証してみます。

年数とともにバッテリーはどれくらい劣化するものなのか?、電池仕様とバッテリー仕様どちらを選んだ方が良いのか? など皆様の参考になれば幸いです。

  

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ロードバイクに付けているガジェット

私がロードバイクに取り付けているガジェットは次の5点

  • ライト  「Gボルト70」  キャットアイ製
  • コンポ  「DI2」  シマノ製
  • サイクルコンピューター 「MEGA XL GPS」  レザイン製
  • パワーメーター  「Podiiiium」  4iiii製
  • リアライト  「W10-BS」  ガシロン製

  

DI2はガジェットではないかもですが・・・

5種類とも内蔵のバッテリーで動作しています。

特に、「MEGA XL GPS」「Podiiiium」「W10-BS」の3点がバッテリーがヘタってきた感があります。

反対に「Gボルト70」と「DI2」に関しては、超ロングライフ。

「Gボルト70」は約2年間で3回、「DI2」は約3年間で5,6回しか充電していないと思います。

  

ただすべて「そんな感じがする・・・」程度なので、実際に使用可能時間を計測してみて白黒つけてみようと思います。

2022年の4月初めにすべてのガジェットを満充電しました。

そこから「Gボルト70」と「W10-BS」は点灯しなくなるまで、「MEGA XL GPS」は動作しなくなるまで、「Podiiiium」はサイコンに信号が来なくなるまで、最後に「DI2」はFDが変速しなくなるまでの距離と時間を計測します。

  

  

ライト  Gボルト70  キャットアイ製

ライトはキャットアイの「Gボルト70」を使用しています。

これに決めた一番の理由は「ハンドルバー下側取付専用モデル」であること。

レックマウントから吊り下げたかったので。 

下付け専用ってあんまり無いんですよねー。

ロゴの向きはもちろん、配光も下付け専用に調整されています。

暗い時間にはほとんど乗らないので、点滅専用としての購入です。 

じゃあ配光とか関係ないけどね・・・ 一応 念のためです。

  

Gボルト70 スペック

Gボルト70のスペックは上記のとおり。

なんですが、点滅モードの使用時間が「約210時間」!! 尋常じゃない長さです。

定番ライトの「ボルト800」の倍以上、容量デカそうな「ボルト1700」よりも長い使用時間です。

実際に使用してみてもスペックに偽りない感じで、購入してから2年以上経過していますが、充電したのは確か購入時を入れて3回だけ。

バッテリーが減ってくるとボタンが赤く光るのですが、それは1回しか見たことがありません。

  

点滅使用時間の210時間に私の平均時速を掛けると5,000km以上になってしまいます。

普段のペースからいくと、余裕で1年以上かかってしまう計算になります。

一通りバッテリーが切れたら結果発表のブログを書こうと思っているのですが、ちょっとこのライトは「測定継続中」になっちゃうかなー と思ってます。

  

  

コンポ  DI2  シマノ製

コンポは ULTEGRA 8050シリーズのDI2 を使用しています。

電動シフトのため充電が必要なのですが、バッテリーの持ちは非常に長いです。

よくDI2のデメリットとして「バッテリーが無くなると変速できなくなること」が挙げられます。

その通りではあるんだけど、スマホやパソコンのバッテリー切れとはちょっとニュアンスが異なります。

「使っててバッテリー切れ」とか「朝充電し忘れて切れる」とかではなく、「あまりにもバッテリーが減らないので年に数回の充電を忘れてしまう」といった感じです。

私の使い方だと年に2回か3回程度の充電頻度です。

しかも、いつもビビって早めの充電をしてしまってるんですが、そのくらいの充電頻度です。

シフト回数に比例してバッテリーの減りは増えていくので、よく山に行く人はもう少し消費が早いでしょう。

だとしても「1日でバッテリー切れ」みたいなレベルのバッテリー消費ではありません。

  

DI2 スペック

DI2の内蔵バッテリーの容量は 500mA

確かバッテリーの持ちは「700km以上」と書かれていたように記憶していたのですが、シマノのサイトやマニュアルでは見つけることができず。

ネットで検索すると700km~2,000kmくらいの記載が多い感じです。

いつもヒルクライムしている方で700kmくらいのイメージなのでしょうか。

  

DI2のバッテリーが減ってくると、まずはFDが動かなくなりインナー固定に。

そのあといよいよRDが動かなくなってしまうようです。

今回は実験として、FDが動かなくなるまでの走行距離を測ってみようと思います。

  

  

サイクルコンピューター MEGA XL GPS  レザイン製

サイクルコンピューターはレザインの MEGA XL GPS を使用しています。

DI2のシフティング情報が表示できる機種の中で比較的安価だったことと、デザインで決めました。

画面も大きく、バッテリーの持ちも良くお気に入りです。

が、購入から2年半以上が経過して、なんとなく前よりもバッテリーの減りが早くなったような気がしています。

「気がしている」だけなのか、本当にバッテリーがヘタってきているのか、調査してみましょう。

MEGA XL GPS の記事はこちら

  

MEGA XL GPS スペック

MEGA XL GPS のスペックは上記のとおり。

ランタイム:48時間 だとすると、2か月以上バッテリーが持つ計算となります。

うーん そんなには持ってないかな・・・

  

  

パワーメーター  Podiiiium  4iiii製

パワーメーターは 4iiiiの Podiiiium を使用しています。 「i」が多い・・・

4iiiiのパワーメーターには、バッテリー充電式の「Podiiiium」とコイン電池式の「PRECISION」の2種類があり、電池方式以外は性能も金額も同じです。

「バッテリー充電式の方が使い勝手が良いだろ」と思って「Podiiiium」を選択したのですが、長く使用しているとバッテリーはだんだんヘタってきます。

購入時にそこまで想像できませんでしたねー。

こちらも購入から2年以上が経過して、充電タイミングが早くなってきたように感じます。

パワーメーター Podiiiium の記事はこちら

  

Podiiiium スペック

パワーメーター自体が小さいので、内蔵のバッテリーも相当小さいはず。

これは最初からなんだけど、バッテリーとして安定していない感じがします。

充電を開始してすぐに充電完了の緑ランプが点灯しちゃったり、コネクターを差し直すとまた充電中を示す赤ランプになったり・・・

最近の急速充電器やモバイルバッテリーからだと上手く充電ができなかったりします。

私はすごく昔のスマホに付いてきた充電器を使って低速充電をしています。

コイン電池の「PRECISION」の方が良かったか・・・

  

  

リアライト  W10-BS  ガシロン製

リアライトはガシロンの W10-BS というライトを使用しています。

点滅メインで使っていますが、中にモーションセンサーが入っており、ブレーキをかけると減速を検知して強く光ります。

光ってる詳細は コチラ

筐体もコンパクトで、取り付けもサドルの中に納まってしまいます。

これもお気に入り なんですが、だんだんランタイムが短くなってきたような気がしています。

購入してから1年と4か月。

今回の中では一番新入りなのですが・・・

  

W10-BS スペック

ちょっとHPのスペック表がおかしいですかね?

一番消費が少なそうな「Low点滅」が66時間なんじゃないかな?

実際にも点滅は2パターンから選択できるんだけど、光り方の差がほとんどわからないくらい微妙・・・

私は「こっちの方が暗いかな」という方を選んでいます。 たぶんこっちが66時間のほうでしょう

こいつには「バッテリーLowの警告」的なものは無いので、気づいたら沈黙していることがあります。

最近の感じだと 66時間は光っていないんじゃないかな という印象です。

  

  

まとめ

という訳で、ロードバイクに付けているガジェットのバッテリー持続時間を調査し始めました。

【後編】にて測定結果を報告します。

「MEGA XL GPS」「Podiiiium」「W10-BS」の3点はすぐに結果を出せそうですが、「Gボルト70」と「DI2」は結構な時間がかかりそうです。

「Gボルト70」は1年以上と想定されるので、「DI2」が止まった時点で ですかねー。

  

どの機器もそんなに安いものではないので、バッテリーが大幅にヘタっていたらショックです・・

スペックに近い値だったらうれしいけど。

ちょっと結果が楽しみでもあります。

  

  

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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