ペダルとクリートの間に取り付けるとペダリング効率が高まる?
「SKOPRE ゼンスリップ クリートシム」を購入しました。
「ナカガワ ワッシャー」以来のちょっと怪しげなパーツです。
いや、「ナカガワ ワッシャー」は明らかに体感できる効果があったけどね。 詳細はこちら
「SKOPRE ゼンスリップ クリートシム」は体感できるくらいの効果があるのでしょうか?
今回はシューズへの取り付けと、ちょっと走った感想です。
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SKOPRE ゼンスリップ クリートシム とは
です。
シューズとクリートの間にかまして、ペダリングを改善するパーツとなります。
怪しいですよねー。
しかし、理論的には間違っていないような気もします。
私が特に気に入った部分は「●特にヒルクライムのような低回転時に効果を発揮。」の部分。
ヒルクライムはしないんだけど、平坦でも常に低回転をキープしている私のペダリングに合っているのではないかな?
私は楽天にて 5,478円で購入 もう少し安いところもある。
そして私が購入してすぐに、不具合箇所が改善されたバージョン2.0が発売された・・・
LOOKのクリートを使っている人向けには、スペーサーではなくいきなり角度の付いたクリートがある こちらが本家みたい
内容物は写真のとおり。
左右共通の「クリートシム」本体と取り付けネジです。
メリット1 ペダリングパフォーマンス改善
1つ目のメリットは、ペダリングパフォーマンスの改善。
理論的にはわかるんだけど、体感できるのかなー?
ストラバのデータを取ってケイデンスやパワーを比較してみようと思います。
メリット2 サドル高を5mm上げられる
2つ目のメリットは、サドルを上げられる。
これはうれしい!! わかりやすいメリットです。
「クリートシム」の分だけ脚が長くなったことになりますからね。
「5mmサドルを高くしろ」 との指示です。
ゼンスリップ クリートシム 取付方法
説明書はこの紙がペラッと入っているだけ。
「クリートはちょっと後寄りに付けろよ」と「サドルを5mm上げろよ」ということですかね。
シューズとクリートの間に「クリートシム」を入れることにより、写真のような角度が付きます。
シューズメーカーもビンディングメーカーも、なるべく踏み面とペダル軸を近付けてダイレクト感を出そうと開発しているのに、ガッツリと距離が離れます・・・
あと、クリートの両面に貼り付けるための「両面テープ」が付属しています。
が、粘着力がヘナチョコでくっつきにくいのと、こんなところに貼ってもスキマからゴミを呼び寄せるだけとなりそうなので、私は貼り付けませんでした。
付属してくるネジは左の写真の「サラネジ+ワッシャー ?」です。
シューズのタップ穴に対してネジの頭が垂直にならないからこの組み合わせなんでしょうけど、サラネジにワッシャーはちょっと違和感がある。
しかもクリート後部の短いネジはワッシャーをかますと届かない・・・
ワッシャー無しだとクリートにめり込んで行っちゃう・・・
プラスねじだとトルクレンチが使えない・・・
となったので、会社にあった六角穴のボタンねじに変更しました。
前側がM5×20mm、後ろ側がM5×12mmでちょうど良い感じです。
通常、クリートを固定するネジのトルクは5~6Nmと書かれているんだけど、それで締めちゃうと「クリートシム」が壊れてしまいそうな感触です。
ネットのレビューでも「壊れやすい」との意見が多かった・・・
私はネジロックを塗布して、3~4Nmで締めました。
ゼンスリップ クリートシム 角度比較
下死点付近で、ペダルにキャッチさせた状態での比較写真です。
「ゼンスリップ クリートシム」付きの方がペダルが後方に傾いていることがわかります。
シューズ単体で比較するとこんな感じ。
つま先に行くほどクリートの高さが上がっていきます。
まとめ
まだそんなに距離を走っていませんが、「ゼンスリップ クリートシム」を取り付けてみて感じたことは次のとおり。
- さらに歩きづらくなった
クリートに角度が付いてペンギン状態に
つま先で歩くことは無理 - クリートキャッチしにくい
シューズからクリートの間が離れたので大分感覚が異なる
慣れの問題か?
ビンディングデビューの頃みたい - 確かに下死点の通過が楽な感じ
特にちょっとした坂道で強く感じる
踏み抜く感じのダメなペダリングの時ほど効果が高そう - 今回このタイミングでシューズも変えちゃったから色々感覚が前と違う・・・
本当にケイデンスは上がるのか? パワーは上がるのか?
しばらく乗ってみて、取り付け前後のストラバのデータを比較してみようと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。