
ロードバイク用のヘルメットには賞味期限があるらしい。
3年から5年くらいでの買い替えが推奨されているようですが、今のヘルメットはもうすぐ丸4年を迎えます。
どこかが壊れたわけではないのですが、紫外線による劣化でプラスチック部品の色が抜けてしまっているところがあります。
「安全のため」というか「欲しくなっちゃったので」新しいヘルメット、「OGKカブト フレアー」を購入しました。
「Kabuto史上、最軽量」 です。
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OGKカブト フレアー とは
「フレアー」は、OGKカブトの軽量ヘルメットです。

少し前までは
- 超軽量 ⇒ フレアー
- 超エアロ ⇒ エアロR1
- 超クール ⇒ ゼナード
と「OGKカブト ビッグ3」の一角を占めていたのですが、どんどん新製品が発売される中、代替わりをしてしまったようです。
とはいえ依然「Kabuto史上、最軽量」であり、なんなら「世の中のロード用ヘルメットで一番軽いんじゃないの?」というくらいのインパクトがあります。






軽量を実現するために各部は徹底して、無駄の排除や簡素化されています。






インナーパッドも必要最小限。 ですが、快適性やフィット感は犠牲になっていない感じです。
ちょっと枝豆みたいな形状・・・
あごひも も薄く軽量な材質でてきています。 調整箇所は1か所のみ
後部のアジャスターはダイヤル式が初期装備です。



虫などの侵入を防ぐ「A.Iネット」と、超軽量アジャスターの「SLW-1アジャスター」が付属品として付いてきます。
ヘルメットの内側には、「A.Iネット」か「ノーマルインナーパッド」のいずれか1つを選択して取り付ける仕様です。
私は普段ヘルメットの下にキャップをかぶっているので、初期状態で付いている「ノーマルインナーパッド」を使用します。
頭への締め付け具合を調整するアジャスターは、標準アジャスターの「XF-7アジャスター」か超軽量アジャスターの「SLW-1アジャスター」のいずれか1つを選択して取り付けます。
軽量の「SLW-1アジャスター」は「決戦用」らしく、軽いが耐久性が劣るようです。
私には決戦の時は来ないので、標準アジャスターを使用します。
新旧ヘルメット比較
前ヘルメットは「GIRO FORAY」
GIROの入門用ヘルメットですね。

値段と色だけで選んだ記憶があります。
最初のヘルメットなのにいきなりWiggleで購入して、サイズが合わず返品。
そしてまた大きいサイズを買いなおし、とバタバタでした。
「GIRO FORAY」は2018年にWiggleで 7,016円 にて購入。
海外の製品だとWiggleは安いです。
外観比較





比較してみると外観では「フレアー」のほうが1周り小さいです。
しかし、被ってみると「フレアー」のほうが余裕が大きい感じです。
ヘルメット自体も薄くできているのでしょう。
重量比較


ヘルメットの重量は 「フレアー」190g vs 「FORAY」293g と圧倒的な差です。
「FORAY」は「フレアー」の1.5倍の重量ということですねー。
被ってみて




ヘルメットを着用してみての比較です。
少しは シュッ となったかな?
OGKカブト フレアー の良いところ
異常な軽さ

「Kabuto史上、最軽量」との謳い文句があるくらい軽い。
はじめて店頭で持った時はあまりの軽さに笑っちゃうくらいでした。
ヘルメットのサイズは、大きい方の「L/XLサイズ」
ノーマルインナーパッドと標準アジャスターを取り付けた状態で 190g !!
前ヘルメットの「GIRO Foray」が293gだったので、2/3以下の重量になりました。

あまり関係ないけど、今使ってるスマホと同じ重さ・・・
今回、購入するヘルメットを選ぶにあたり、デザイン・カラー・空気の抜けなどいろいろと迷いましたが、結局「軽さは正義」なんじゃないかというところに落ち着きました。
デザインもカラーも被っちゃうと自分では見えないし・・・
ヒルクライムするわけでもないんだけど、重量減により首にかかる負担が軽減されるんじゃないかと楽しみにしています。
お店で見かけたら是非持ち上げてみてください。 笑っちゃうから
安い かな
私は楽天にて 17,000円 にて購入。
決して安価ではないんだけど、最軽量という尖った性能の割には良いんじゃないかなと思います。
個人的には満足しています。
しかし、残念ながら「フレアー」は販売終了となってしまうようです。

通販サイトでも、色やサイズが潤沢に無いなーと思っていたんですよねー。
気になっていた方は早めにチェックしてみた方が良いかもしれません。
OGKカブト フレアー のイマイチなところ
仕上げが粗い かな

軽さを追求した結果なんだろうけど、「仕上げが粗い」というか粗く見えるような構造になっています。
通常のヘルメットはプラスチックの外装があって、中身が発泡スチロールで構成されています。

しかし「フレアー」は、発泡スチロールでできたヘルメットがあって、表面に申し訳程度に薄いプラスチックが貼り付けられている感じ。
しかもゴリゴリに肉抜きされている。
選んだカラーが「マットブラック」なせいもあるんだろうけど、マットブラックのすき間から見える「黒い発泡スチロール」がちょっと安っぽい印象です。
表面に出ている発泡の面積が広いので、どうしても端面の処理とか、成型時のヒケとかが気になります。




同じOGKカブトのフラッグシップであるIZANAGIとは、質感でだいぶ劣っています。 まあ金額もだいぶ違うんだけどねー

ちょっと地味 かな


「マットブラック」を選んだからでもあるんだけど、地味な感じです。
「Kabuto」ロゴが控えめなのは良いけど。
シンプルといえばシンプルなんだけど、ぱっと見 17,000円のヘルメットには見えません。
ちょっとさみしいので、ホイールについてきたMAVICシールを貼っておきましょう。
まとめ
OGKカブトの軽量ヘルメット「フレアー」を紹介しました。
多少の不満点はすべてチャラになるくらい、「軽量であること」が際立っています。
私は他のパーツに関しては軽量化にそれほどコダワリは持っていないのですが、ヘルメットは「安全性が担保されているならば、軽ければ軽い方がいいんじゃないか」という考えになりました。
首への負担が減ったりと、いろいろメリットがありそうで楽しみです。
しばらく使用したら改めて気づいた点をレビューしようと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。