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ロードバイクのクランクの軸受け部分、ボトムブラケットを交換しました。
前回のオーバーホールの時にちょっと違和感があったんだけど、やっぱりベアリングがもうダメだったみたいです。
また同じメーカーのKCNC製に変えましたが、製品自体は見た目も変わり、ちょっと進化しているようです。
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BBベアリングの生死を確認
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約半年前の5月にオーバーホールをしたとき、BBを分解・洗浄しました。
グリスが充填されている状態ではスルスルと問題なく回転しているのですが、パーツクリーナーでグリスを洗い流して回転させるとゴロゴロと引っかかりがアリ。
ベアリングは簡単に打ち出せそうもなかったので、アダプターにはまった状態のまま表面からパーツクリーナーを噴射して汚れを飛ばしていました。
十分な洗浄方法ではない感があったので、ゴロゴロの原因は「汚れが落としきれていない」のか「ベアリングがダメになってしまっている」のかの判別がつけられませんでした。
でもグリスを入れるとスルスルになるので、「まあいいか」とそのまま組み直していました。
が、前回チェーンを洗浄した「チェーンディグリーザーの素」の効果が非常に高く、説明書にはベアリングも洗浄できると書いてあります。
「チェーンディグリーザーの素」でキッチリとBBを洗浄してみて、ベアリングの生死を確かめてみます。
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結果は OUT でしたー・・・
キッチリ洗ったのにゴリゴリです。
ベアリングにキズ付けちゃったのかな・・・
約3年半 使用していたから寿命なのかも・・・
お得でもセールでもない日でしたが、急ぎ新しいBBを注文しました。
新しいBBを購入
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前回と同じ、KCNCのねじ切りタイプのBBを購入します。
私のセンプレのBBは「PF30」というタイプ。
以前購入した製品と比べてさすがに新型になっているみたいなのですが、同じKCNCの製品なのに表記が PF30・BB30・ロード用・MTB用 となっていてよくわかりません。
代理店であるライトウェイさんのHPも見ましたが、わからず・・・
結局楽天で「PF30」という文言が入っていた商品を購入しました。 「BB30」とも書いてあるんだけど・・・
待つこと5日ほど、商品が届きましたが
取り付けられなーい フレームの穴に対してブカブカです
嫌な予感はしていたのですが、やっぱりです・・・
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商品の中に入っていた紙を見てみると、ロード用PF30には「PF30 2MM」というフランジが必要みたいなんだけど、付属していたのは「BB30 2MM」のフランジです。
「PF30フランジ KCNC」で商品検索してみると、それっぽい商品があります。
写真も詳細情報も無いけど・・・ たぶんこれだよね・・・ これを買えばいいのか?
また楽天から注文して待つこと5日、今度は正解だったみたいです。
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後から楽天を見返してみると、どうも「PF30用のBB」というのも存在しているみたい。
ただ、フランジの交換で「BB30」にも「PF30」にも使えるから説明文に併記してあるようです。 ややこしい・・・
3年半前に購入した時は 5,320円 だったのに、結局今回は 7,551円+1,642円 となってしまいました。
だいぶ値上がりです・・・
新旧BBの比較
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新旧のBBの比較です。
新型は中央部分の径がスリムになっています。
以前旧型を取り付ける時にはフレーム内部に出っ張っているナットやらフレーム自体やらがBBに干渉してしまい、棒ヤスリで内部をかなり削りました。
それでも結構パツパツで締め込む際にもストレスがかかっている感じがあります。
これは良い、キツかった締め込みがかなり解消されるのではないでしょうか。
本体を共通にしてフランジのみの交換で複数のフレームに対応させるようにしたことは製品としては正しいと思います。
私は製品構成が理解できなくて割高になっちゃったけど・・・
本体とフランジの接触部分はテーパー状になっていて、締め込んでいくにしたがってフランジはフレームの穴に密着し、本体もガタ無くセンターが出るようになっています。
細かいところだけど、だいぶ進化しているみたいです。
旧型のBBのアルマイトが剥げてしまっているのは、ちょっとトラブルがあったため・・・
前述の「チェーンディグリーザーの素」に漬け込んだ後、排水のため外に出ようとしたら、不注意で外していたチェーンリングに足が引っかかり ザクッ といってしまいました・・・
オイルも着いちゃったので洗って、拭いて、止血して、と10分以上かかってしまい、その後シャカシャカとベアリングをシェイクしたらアルマイトも一緒に落ちてしまいました。
もともとキズだらけだったというのもあるんだろうけど、あまり長く漬け込み過ぎるのは良くないみたいです。
新しいBBを取り付け
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新品はピカピカで気持ちが良いです。
接触する部分に薄くグリスを塗り、組み立てていきます。
思った通り、スルスルと入っていきます。
BB本体のネジ込みの感覚も非常に軽い。
旧型は思いっきりねじらないと入っていかなかったので、雲泥の差です。
旧型はやはりフレーム内部で干渉して、真っすぐ入っていませんでしたね・・・
組みつけを終えて走っているときも、心なしか回転が軽くなったような感じもします。 プラシーボだと思うけど・・・
見えにくいパーツなので自己満足ですが、重要なパーツが新品になって引き締まった感じがします。
今度はオーバーホールの時に、ガッツリとグリスを洗い流さないで、ゴミを取り除いてグリスを補充する程度にしてみようと思います。
長持ちしてくれるといいけど。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。