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1月に入り、だいぶ寒くなってきました。
ロードバイクに乗るときに「インナーグローブ」を着けていますか?
絶対に無いといけないものではないのですが、特に厳冬期には暖かさが段違いです。
「アウターグローブ」と比べると金額的にも安価なので、オススメです。
ロードバイク用とそうではないものを含めて、3種類の「インナーグローブ」の効果を比較してみました。
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あったかインナーグローブ 結果発表
![](https://diy-roadbike.com/wp-content/uploads/2021/12/hyousyoudai-edited.png)
いきなりですが、結果発表です
- パールイズミ インナーグローブ
- ユニクロ ヒートテック ストレッチグローブ
- ミズノ ブレスサーモストレッチフリースグラブ
このような順位となりました。
しかし、決して3位のミズノがすごく劣っているという訳でもありません。
気温3℃くらいでは、どのインナーグローブをつけていても最初から最後まで手は暖かく、比較ができませんでした。
あくまでも0℃とか氷点下域での暖かくなるまでの速さの順位です。
微妙な差ではありますが、厳冬期の装備としては少しでも暖かいに越したことはありません。
どうやって比較して、何でこの結果になったのかを説明していきます。
インナーグローブ 比較方法
こんな感じに左右別々のインナーグローブをはめて走りに行きます。
気温が0℃近辺だと走り出してすぐに、寒さで指が冷えてしびれ始めます。
今回のインナーグローブは3種類とも発熱素材を使用しているので、走っていると手から出る汗の水蒸気で発熱して、だんだん暖かくなってきます。
それぞれの組み合わせごとに、どちらのインナーグローブが暖かかったのかを比較して順位を出します。
アウターに使用するグローブは「パールイズミ ビジョン ウィンター グローブ」です。
詳細記事はこちらから ⇓
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【パールの一番高いやつ】パールイズミ ビジョン ウィンター グローブ
前シーズンまでは、厳冬期の防寒対策は「ウインターハンドルカバー」で決着がついていました。 完全に手を冷えから守ってくれています。 むしろ、ハンドルカバーの中のグローブは秋用でも何でもいいくらい。 ただ ...
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アウターの性能もありますが、どのインナーグローブをしていても気温3℃くらいまででは違いがわからず、比較ができませんでした。
これだとライド中、終始あったかです。
しかし比較ができないと記事が進まないので、寒いのは嫌だけど「気温下がれー 気温下がれー」と念じていました・・・
1位 パールイズミ インナーグローブ
![](https://diy-roadbike.com/wp-content/uploads/2022/01/DSC_4171-1024x576.jpg)
ここが1位
圧倒的に暖かくなり始めるスピードが速いです!!
100均の「のびーる手袋」みたいな見た目とは裏腹にすごいやつでした。 さすがパール
走行開始後10分くらいから指のしびれが緩和され始め、15分後くらいからは明らかに暖かくなってきました。
左右に別々のインナーグローブをはめてテストしていましたが、片方だけすぐに暖かくなります。
ユニクロにもミズノにも圧勝です。
見た目的に一番期待していませんでしたが、良い意味で裏切られました。
パールのインナーグローブとは
製品名はそのままストレートな「インナーグローブ」
軍手のような形で裏表の区別すらありません。
薄手のニットのような素材感です。
サイズはフリーサイズ、色はブラックの1種類のみ。
結構伸びるので私の手にもぴったりとフィットしました。 (私は手囲い24cm)
脱ぐときには、中指薬指を持ってビヨーンと引っ張ればスポッと脱げます。
スマホには非対応。 一切反応しません。
薄さは今回の3種の中で一番薄いです。
価格は2,321円にて楽天で購入しました。
アマゾンだともう少し安い。
2位 ユニクロ ヒートテック ストレッチグローブ
![](https://diy-roadbike.com/wp-content/uploads/2022/01/DSC_4176-1024x576.jpg)
ここが2位
私的には待望の「薄手のヒートテック手袋」が発売されて、かなり期待していました。
「ロードバイク用インナーグローブの本命だろう」と・・・
「ヒートテックはユニクロが元祖みたいなもんだから、さぞかし暖かいのだろう」と・・・
しかし2位。
走行開始後20分くらいから暖かくなり始めます。
暖かくなり始めるスピード自体はミズノと同着なのですが、暖かくなってからの温度が高いです。
発熱する温度はパールよりも高いので、3種類の中で1番です。
ただ私の使用環境では、ロードバイク用のインナーグローブとしては必要以上な暖かさかもしれません。
指がしびれて痛くならなければ良いです。
あとは、ユニクロなので安価です。
ヒートテック ストレッチグローブとは
ユニクロが発売した薄手で伸縮性のあるヒートテックのグローブです。
素材はポリエステルで、手のひら全面に滑り止めのブツブツが付いています。
サイズはM/L/XLの3種類、色はブラックとブルーの2種類です。
インナーとして使用するので、なるべくピッタリしたサイズを選ぼうと実店舗で試着しました。
結果、一番小さいMサイズがちょうどよい感じ。 (私は手囲い24cm)
スマホ対応です。 説明書には親指と人差し指のみ対応と書いてあります。
が、屋内では5本の指すべてで反応しました。手のひらでも反応。
しかし、ロードバイクで出かけた屋外では親指と人差し指も反応したりしなかったりと、ちょっと微妙でした。
グローブの厚さは3種類のなかで真ん中です。
パールほどではありませんが薄目の部類でしょう。
インナーグローブとして使う気満々だったので、左右を連結するストラップやタグ類はすべて切り取ってしまいました。
価格は1,500円。
私が購入した時は「ユニクロ感謝祭」中だったので、990円でした。 安い
しかし、2022年1月初めの時点でオンラインストアでは、全色 全サイズ売り切れとなってしまっています。
欲しい方は、店舗で見かけたら即購入したほうが良いかもしれません。
「ユニクロだから安定供給」なのかと思っていたら、即売り切れに近い感じです。 人気なんですね。
3位 ミズノ ブレスサーモストレッチフリースグラブ
![](https://diy-roadbike.com/wp-content/uploads/2022/01/DSC_4180-1024x576.jpg)
ここが3位
これは昨シーズンから使っているやつ。
ユニクロと同じく、走行開始後20分くらいから暖かくなり始めます。
順位は3位となっていますが、正直ユニクロとの順位争いは微妙な感じです。
ミズノもしっかりと暖かくはなります。
ブレスサーモストレッチフリースグラブとは
ミズノの発熱素材「ブレスサーモ」を使用したグローブです。
素材はポリエステルで裏地はフリースになっています。
サイズはS/M/Lの3種類、色はブラック/ネイビー/マゼンダの3種類です。
私はMサイズを購入。少しタイト気味でした。 (私は手囲い24cm)
あえてのマゼンダ色です。 暗い色だとバッグや引き出しの中で行方不明になっちゃうんですよねー。
インナーグローブだし目立つ色が良い。
親指と人差し指のみスマホ対応。 割としっかり反応します。
インナー用途としてはちょっと厚めです。
価格は1,840円にて楽天で購入しました。
まとめ
3種類の「インナーグローブ」の効果を比較しました。
ユニクロとミズノの差は微妙なのですが、パールの性能は明らかに上回っていました。
これからはずっとパールを使用していきます。
また、今回は実験のため「ほぼ外気」の状態にあるグローブを着けて比較しましたが、「インナーグローブ」は事前にちょっと温めておくと暖かさの立ち上がりが早くなります。
「ライドの少し前から着けておく」とか「ポケットに入れておく」だけでもだいぶ違います。
「インナーグローブ」は比較的安価に、効果のある寒さ対策をすることができます。
ぜひ試してみてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。