KCNCのビッグプーリー【ビッグ ジョッキーホイール システム 9100】を取り付けてから、走行距離が4,000kmを超えました。
4,000km経過でのインプレと、車体をオーバーホールした際に気づいた点です。
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ビッグプーリー 4000km経過 インプレ
2021年の7月にビッグプーリーを取り付けてから4000kmが経過しました。
早いもので、もうすぐ1年ですね。
インプレとしては全く変わりなく、変速も問題なし、異音や振動も無し、チェーンが詰まったり脱落したことは一度もありません。
ブログ的には面白みに欠けますが、いたって快調です。
ただしこちらも相変わらず、「回転が軽くなった」とか、「スムーズに脚が回せる」とかも特に感じられず・・・
見た目チューン となっております・・・
オーバーホール時に清掃
ロードバイクをすべてバラシてオーバーホールを行ったので、ビッグプーリー部分も不具合の確認といつもより念入りな清掃を行います。
清掃前
すごい汚れです・・・
プーリーの部分はやはりこのくらい汚れてしまいます。
これは「1年分の汚れ」とかではなく、2~3週間くらいでこんな感じになっちゃいます。
プーリーは汚れるのですが、その分チェーンのコマ間の汚れを掻き出してくれているようです。
このプーリーの歯はナローワイドといって 厚い・薄い・厚い・薄い・・・・ と交互に並んでいるのですが、特に厚い歯がチェーンコマ間の広い方の汚れを集めてくれています。
だからプーリーの歯先に汚れが乗っかっているように付いています。
個人的にはチェーン間が汚れるよりもプーリーの方がメンテしやすいのでありがたいです。
清掃後
スッキリです。
アルカリ電解水と歯ブラシを使って清掃していきます。
今回問題がなさそうなベアリング部分は、打ち出したりグリスを入れ替えたりしないので、溶剤がかからないように注意します。
肉抜きの穴、カッコいいんだけど全部の穴に汚れが詰まっちゃうんだよねー・・・
4000km経過 プーリーの摩耗具合
4000km経過時でのプーリーの摩耗具合はこんな感じです。
もともとドライブ側の方がアルマイトの削れが早かったのですが、反ドライブ側も同じような感じになってきました。
側面もほぼほぼアルマイトは無くなってしまいました。
4000km経過 ベアリングの具合
汚れている状態で指でプーリーを回した時にちょっとゴリゴリ感があったんだけど、結果オレンジ色のカバーに付着したゴミが引っかかっているゴリゴリでした。
ベアリングだけを指で回してみるとスルスルです。 よかったー
異物が入ったり、グリス切れ感も無いようなので、シールは剥がさずにそっと清掃だけを行います。
せっかくガードしていたゴミが入らないように。
このオレンジ色のカバーが非常に秀逸で、干渉しないギリギリのクリアランスでゴミから守ってくれています。
ガタも一切なし。
そのまま手では外せないのですが、千枚通しで軸受け部分から少しずつ押していくとスッと平行にずれていきます。
小さい部品なのにスゴイ精度です。
オレンジ色のカバーも清掃して、ゴミ防止のグリスを補充しておきます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。