KCNCのビッグプーリー【ビッグ ジョッキーホイール システム 9100】を取り付けてから、約500kmを走行しました。
変速が悪くなったりしないかとちょっと心配していましたが、全く問題ありません。
この時点で感じている、ビッグプーリーのメリット・デメリットを紹介します。
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ビッグプーリー メリット
見た目の戦闘力がUP!
最初のメリットが見た目ですが・・・
完全に自己満足ですが、カッコよくなったんじゃないでしょうか。
変速性能に差が出ないのなら「もう元のプーリーには戻せないかなー」と思っています。
私が感じる限り変速性能の差は無く、ノーマルプーリーの時と同等です。
やはり回転が軽くなった!
チェーンの清掃や給油時に逆回転させたときのみ感じられますが、やはりチョット回転が軽くなった感じがします。
ノーマルプーリーと並べて比較できないので、プラシーボかもしれませんが「軽くなった」と思っています。
構造的にはチェーンラインがなだらかになっているのでロスが低減しているはず・・・
プーリーが大径化している分、回転数が減り抵抗が低減しているはず・・・
チェーンのすき間がきれいになる!
後述するデメリットとトレードオフですが、プーリーの歯が「ナローワイド」なので、特に「ワイド」な歯がチェーンの間の汚れをかきだしてくれます。
ノーマルプーリーはすべての歯が「ナロー」ということになります。
チェーンの間の広い部分に汚れが溜まっていっていたんですね。
ビッグプーリー デメリット
プーリーの掃除が大変!
汚れたプーリーの写真でスイマセン・・・
プーリーがチェーンの間の汚れをかきだしてくれるのですが、その分プーリーが汚れます。
プーリーの歯先だけではなく、肉抜きの穴やスポーク状のすき間にどんどん汚れが溜まっていきます。
ノーマルプーリーは、ウエスにパーツクリーナーを吹きかけて、回転させたプーリーに押し当てているとまあまあキレイになっていました。
ですが、KCNCのビッグプーリーは「ナロー」と「ワイド」の歯が交互にあるので、凹凸があり回転させながらの清掃がうまくできません。
歯先の汚れが肉抜きの穴やすき間にどんどん入り込んでいきます。
また、切削加工のエッジが結構シャープなので、ウエスを巻き込んだり、すぐにボロボロになったりします。
結局歯先を1個ずつ拭き取り、穴やすき間に入りこんだ汚れは普段は無視しています・・・
この機種特有の問題ですが、清掃が少し面倒になりました。
平坦では違いが実感できないのでは?
「ちょっと回転が軽くなったように感じる」と書きましたが、チェーンを逆回転させているときだけです。
一般的にビッグプーリーのメリットとしては「アウター・ローで特に効果を発揮する」「ケイデンス重視のペダリングに適している」といわれます。
どちらも当てはまらないんだよねー・・・
普段は河川敷の平坦しか走っていないので「アウターロー」は使わないし、どちらかというと「ゆっくりペダリング」です。
「平坦を走っているときはビッグプーリーの効果も、ノーマルプーリーとの違いも感じられない」 というのが現時点での感想です。
KCNCのビッグプーリー 【ビッグ ジョッキーホイール システム 9100】 まとめ
KCNCのビッグプーリー【ビッグ ジョッキーホイール システム 9100】を取り付けて約500km経過時に感じた、メリットとデメリットを紹介しました。
実際の走行に関するインプレは少なくなってしまいました・・・
今後も継続して使ってみて、また感想をまとめてみようと思います。
ビッグプーリー関連記事はこちら ⇓
https://diy-roadbike.com/category/ospw/
最後までご覧いただき、ありがとうございました。