DI2が欲しい、でも結構高い・・・
最安でDI2化するために、【R8050 アルテグラDI2】を通販で購入して、自分で組み立てました。
そんなに難しい箇所は無いかなと思いますが、「自分でも組み立てできるのかな?」 と考えている方には参考になるかと思います。
DI2化に必要な部分のみの組立手順を、順番に説明します。
「どんな作業なのか」「どのくらいの難易度なのか」がわかります。
なお、実際に組み立てる場合は、必ずシマノさんのマニュアルを参照して組み立ててください。
今回は、手順4~6までです。
2.【FD-R8050】フロントディレイラー 取り付け
3.【RD-R8050-SS】リアディレイラー 取り付け
4.【BT-DN110-A】ビルトインタイプバッテリー 取り付け
5.【ST-R8050】デュアルコントロールレバー リムブレーキ 取り付け
6.【SM-EW90-A】3ポート ジャンクション A 取り付け
7.【FD-R8050】フロントディレイラー 調整
8.【RD-R8050-SS】リアディレイラー 調整
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4.【BT-DN110-A】ビルトインタイプバッテリー 取り付け
このバッテリーはシートポストの中に取り付けとなります。
そのままでは固定できないので「バッテリーアダプター」と呼ばれる部品を介して取り付けます。
各社から販売されていますが、私は「デダ DI2 バッテリー アダプタ」を使っています。
バッテリーのコネクター差し込み側に取り付け、結束バンドを締めると外れなくなります。
ケーブルを接続して、シートポスト内に差し込みます。
ゴムのヒダヒダが抵抗になり、走行中でもズレたり動いたりしません。
5.【ST-R8050】デュアルコントロールレバー リムブレーキ 取り付け
左右のSTIを取り付けます。
トルクは6-8N・mです。
ケーブルが差し込みやすいように、差し込み口を引き起こすことができます。
ポートが3つありますが、上の2つはDI2機器の接続用、一番下は「スプリンタースイッチ」の専用ポートとなります。
「ジャンクションA」に行くケーブルや「リモートスイッチ」を接続する場合は上の2つのいずれか。
「リモートスイッチ」とは「クライマースイッチ」とも呼ばれている上ハンに付けるスイッチです。
「スプリンタースイッチ」を接続する場合のみ一番下です。一番下のポートのみ少し形状が違っています。
差し込んだ「エレクトリックケーブル」は、予期せぬ衝撃などで引っ張られた場合にも抜けにくくなるように、すこし「たるみ」をもたせてからテープで固定します。
私は、見える箇所には「プラスチックテープ」、見えない箇所には「ビニールテープ」を使っています。
「プラスチックテープ」は伸びが良く、シワになりにくいのでバーテープのエンド処理などにも使います。今はバーテープ巻いてないけど・・・
もちろん端がベタベタになったりもしません。
値段もそんなに高くは無いのですが入手性が悪く、普通のホームセンターに置いてあるのを見たことがありません。
通販でも買えるのですが、送料が乗ってしまうので少し割高感があります。
私は街に出た際に、東急ハンズで買い貯めています。
「ビニールテープ」はNITTO製一択だと思っています。
入手性も良く値段も安い。
ベタベタにならず、粘着も良いです。
こちらは普通のホームセンターで購入できます。
6.【SM-EW90-A】3ポート ジャンクション A 取り付け
左右のSTIからのケーブルと、フレームから出したケーブルの3本を「ジャンクション A」に差し込みます。
拡張のスイッチ等は付けていないので、3ポートのジャンクションAを付けています。
同じ形状で、5ポート搭載しているものもあります。
「ジャンクション A」には、ステムに巻き付けて取り付けるための部品が標準で付属していますが、私は「レックマウント」というブラケットを介して取り付けています。
サイコン・ライト・ジャンクションAなどをまとめて取り付けることができ、ハンドル周りがスッキリします。
豊富な別売りのパーツにより、拡張性も高くオススメです。
ここまでで、各部品の取り付けとケーブルの接続は完了です。
次はFDとRDの調整です。
DI2化には費用がかかりますが、メリットは大きく手放せないものとなります。
少しでも費用を抑えたいなら、こちらの記事もどうぞ!!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。