![ミシュラン POWER ROAD TLR](https://diy-roadbike.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_2090-edited-1024x575.jpg)
私は「マビック キシリウムプロUST/イクシオンプロUST2」というチューブレスレディのホイール/タイヤを使用しています。
チューブレスのメリットの1つとして、「小さなパンクくらいなら中に入れたシーラント材が穴をふさぎ、無かったことにしてくれる」ということがあります。
パンクをふさぐときに、盛大にシーラント材が噴き出すので、パンクしてふさいでくれたことはすぐにわかります。
フレームがシーラント材でベチョベチョになります・・・
今回のタイヤは前後ともにパンクが無かったので、結構な走行距離となってしまいました。
ちょっともったいない気もしますが、安全やトラブル防止には代えられないのでタイヤを交換します。
いつもは「マビックのホイールにはマビックのタイヤ」としていましたが、たまには違うタイヤも試してみましょう。
ネットのインプレを見ても、どれも良さそうなので完全にデザインだけで
「ミシュラン パワーロード TLR」
というタイヤを選びました。
いつものマビックと比較してどうなのか?
次のポイントを比べてみます。
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![](https://diy-roadbike.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_2094-1024x768.jpg)
![](https://diy-roadbike.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_2089-1024x768.jpg)
比較1 購入金額
・マビック 8,838円/本 楽天で購入
・ミシュラン 4,700円/本 Wiggleで購入
マビックのタイヤは結構お高いです。
このミシュランは海外通販にて格安で購入しましたが、国内価格を比較してもマビックはだいぶ割高感があります。
性能もろもろが同等なら、無視できないくらいの金額差です。
比較2 デザイン
![](https://diy-roadbike.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC06745-1024x683.jpg)
![roadbike-wheel](https://diy-roadbike.com/wp-content/uploads/2021/04/DSC06428-1024x683.jpg)
![](https://diy-roadbike.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_1329-1024x768.jpg)
マビックのタイヤは黄色い三角が「ちょん」と付いています。
文字はグレーで書かれていてよーく見ないとわからないレベルです。
黄色のスポークの先に「ちょん」がきて、ホイールとマッチはしているのですが、ちょっと地味かなと思います。
最近のマビックは黄色スポークも無くなってしまったし、デザインはシンプルな方向に向かって行っています。
私は個人的には少し前の黄色推しデザインが好きです。
![](https://diy-roadbike.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC06753-1024x683.jpg)
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![](https://diy-roadbike.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_2163-1024x768.jpg)
ミシュランには黄色と青のロゴが目立ちます。
走っていてもタイヤサイドがにぎやかになった感があります。
ほとんどデザインのみで選んだので、なかなか気に入っています。
比較3 はめやすさ
これはマビックの圧勝
マビックのタイヤは本当にはめやすいです!!
Youtubeにいろいろアップされたりしていますが、本当に手だけではめることができます。
今までマビックしか使ってこなかったので、これが当たり前だと思っていました・・・
![](https://diy-roadbike.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_2109-1024x768.jpg)
![](https://diy-roadbike.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_2112-1024x768.jpg)
ミシュラン はまりません!!!
どーしてもスポーク2本分くらいが上がりません。
モミモミしたり、反対側から手繰り寄せたりしましたが入る気がしません・・・
普通はこんなもんなんでしょうか?
どうやら今までマビックのぬるま湯に長くつかっていたようです。
最終手段として、お守りとしてツール缶に入れてある「チューブレス用タイヤレバー」を初めて使用しました。
あれ、簡単に入った。
テコの原理は偉大です。
軽く洗礼を受けました。
はめにくいと噂のコンチネンタルとかは、もっと凶悪なのでしょうか・・・
比較4 空気圧減少具合
チューブレスレディのホイールには「シーラント材」と呼ばれる液体を入れます。
パンクを止めてくれるだけではなく、タイヤとホイールのすき間に入りこみエア漏れを防いでくれます。
マビックの時にはこうでした
日曜の夜空気を入れる 空気圧は6bar
平日5日間 約150km 程度走行
次の日曜の夜空気を入れる前 空気圧は4.5~5bar
週に1回の空気圧管理で問題はありませんでした。
ミシュランに変えてみて
25km一回の走行で 空気圧は6bar⇒3.5barに減少
あれ、こんなもん?
馴染んでいないからでしょうか?
いや、おかしいよねー
組直しはやだなー
バルブコアの消耗に注意
こんな日が2日くらい続きましたが
バルブからのエア漏れが原因でした。
今回の組換えによって発生したのかはわかりませんが、シーラントのカスが詰まって空気が漏れていました。
バルブコアを交換してみると
25km一回の走行で 空気圧は6bar⇒5.8bar
でした!!
これなら問題なさそうです。
よかった!!
シーラントの量に注意
![](https://diy-roadbike.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_2126-1024x768.jpg)
![](https://diy-roadbike.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_2127-1024x768.jpg)
ちなみにシーラント材は「スタンズ ノーチューブ」を使用しています。
以前はマビックのシーラントを使っていましたが、臭いが強いので・・・
スタンズの方がだいぶマシです。
ちょっと注意点ですが、規定の使用量は
マビックが 30ml
スタンズは 60ml です。
私はいつも忘れてしまうので・・・
今回もどちらの量か混同してしまい、スタンズを30ml入れてしまっていました。
比較5 走行性能
レースに出るわけでもなく、繊細な感覚を持っているわけでもありませんが・・・
ミシュランはマビックと比べて、タイヤ表面のコンパウンドが柔らかいと感じました。
グリップがいいという事なのでしょうか?
河川敷ではわかりませんが・・・
走っていて伝わる振動や、ロードノイズも「モチっ」とした感じがあります。
あと、細かい砂を巻き上げる量が増えました。
フレームが余計に汚れますが・・・
比較6 耐久性
一番気になるポイントでもあります。
前回のマビックは フロント5,700km リア4,000km 走ってノーパンクでした。
そこまで期待しているわけではありませんが、3,000kmくらいは問題なく走ってほしいです。
「グリップ良い = 減りが早い」 なんじゃないかと心配しています。
まだ200km弱しか走っていないので、経過は追記します。
【追記】結果はこちらの記事で ⇓
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【2772kmで終了】ミシュラン パワーロード TLR【インプレ】
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まとめ
チューブレスレディタイヤの銘柄を変えて感じた、マビックとミシュランのポイントを比較しました。
改めて、マビックの良さを実感したような感もあります。
値段が高いんですけどねー・・・
今回のミシュランが寿命を迎えるころにまた、比較レポートを書こうと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。