ELVES Falath EVOというロードバイクを購入しました。
正確にはロードバイクのフレーム。
このメーカーでは完成車は無くすべての車種がフレームでの販売となります。
揃えたパーツを自分で組み立てていきます。
- フレーム ELVES Falath EVO 54サイズ 新規購入
- ホイール ELVES OROME VALAR TH50D 新規購入
- コンポ SHIMANO 105 Di2 前車から移植
- ブレーキ GROWTAC EQUAL 新規購入
ついに【その4 完成 編】です。
シートポストの組立
シートポストを組み立てていきます。
出荷状態では真円レール用のクランプが付いていますが POWERミミックサドル を使いたいので、付属してきた楕円レール用のクランプに交換します。
クランプはサイド一点止め。
角度調整にはギザギザが付いているので、無段階の調整ではありませんがズレなさそうです。
穴開きサドルなら、上部2か所のネジをゆるめて角度を変えずに前後に調整可能。 ちょっとだけだけどね。
シートポスト下部にDi2バッテリーを入れます。
このバッテリー用スペーサーはフレームに付属します。
入る場所がキッチリ設けられているわけではなく、四角いシートポストにグイグイと押し込みます。
固くてここまでしか入らない・・・
でも走行中にズレることは無さそうです。
一般的な臼型のシートクランプです。
クランプがこすれ合う部分にはグリスを、クランプが押し付ける部分にはカーボンペーストを塗ります。
フレーム内側にもカーボンペースト。
紙やすりのような「シートポストすべり止めテープ」も付属してきますが使いませんでした。
というか入らない・・・
既定のトルクは 10N ですが、フレームがミシミシいうのでそこまで締め付けられない。
8Nくらいかな。 途中でやめましたが今のところずれてきてはいません。
クランプ上部に金属製のフタをネジ止めして、更にゴム製のダストカバーがきます。
ダストカバーはDi2バッテリー取付前にシートポストに通しておくこと。
付きました。
デカいフレームにしたので、シートポストの出はこれくらい・・・
ボトムブラケット取付
BBを取り付けます。
フレームにはプレスフィットのBBが付属してきますが、メンテ性が悪いのであまり好きではありません。
たまたま前車ビアンキと同じBB規格(PF30)だったので、スレッドフィットのKCNC製BBに交換します。
赤の差し色パーツの1つにしたかったという理由も大きい・・・
ビアンキにはファラス・エボに付属してきたBBを取り付け。
手では入らなかったのでホームセンターで買ってきたボルトナットと座金で圧入します。
ヌルッと入りました。
クランク周り組立
クランクは12速の105なんだけど、パワーメーターを使いたいので左側のみ11速アルテグラのクランクを取り付けます。
4iiiiのパワーメーター付きクランク。
取付部分の溝は互換あり。
Qファクターが1mm内側になっちゃうけどね。
まあ、鈍感なので1mmの差は私には検知できません・・・
ペダルはTIME XPRO10を取り付け。
フロントディレーラー調整
フレーム側のFD取付位置調整幅はこれくらいある。
どんなチェーンリングでも対応できそうです。
ダイレクトマウントは初めてです。
フレームとFDの間がこんなに広くてサポートボルトは届くのかいな?と思っていましたが、届いた。
結構長いんだね。
マニュアルに従って取り付け位置を調整します。
リアディレーラー取付
リアディレーラーも取り付けます。
エレクトリックワイヤーのカバーを忘れずに。
写真だと黒くてわかりづらいんだけど、今世代からRDに付属してくる「ケーブルガイド」が秀逸。
ワイヤーがスプロケに接触しないように固定してくれます。
「使用する場合は」とか書いてあるけど必ず使った方が良いと思う。
チェーン張って変速調整
チェーンを張ってからマニュアル通りに変速調整を行います。
前車ビアンキとは だいぶ設定位置が変わっていました。
そのまま移植したら、1速に入らない・トップ側にチェーン落ちる などが発生・・・
極力 購入時っぽい状態に戻してから取り付けた方が良さそうです。
STIも位置を確定させて既定のトルクで締め付けます。
トップキャップ取付 で問題発生・・・
もうすぐ完成!!というところでトラブル発生・・・
コラムに入れたアンカーナットがトップキャップと干渉しちゃう。
これだとフォークを引き上げられないのでガタが取れません。
コラムのカットが足りなかったようです。
ステム上部から2~3mm下にアンカーナットが来るようにするんだけど、ちょっと長かったのか?
というか、このトップキャップの厚みだと2~3mm残しじゃダメなんじゃない。
トラブル発覚時点で午後11時すぎ・・・ 今からバラしたくないし、このハンドルをもう抜きたくない・・・
仕方ないので手持ちの5mmスペーサーをかましてフォークを引き上げます。
トップチューブとハンドルが一直線になるのがこのフレームの特徴なのに 台無しです・・・
薄いトップカバーかツバ無しアンカーナットを買って、そのうち修正しましょう・・・
でべそ みたいでダサいです・・・
そういえばSNSとかでたまに、こんな状態のファラス・エボを見かけましたが、みんなこれが原因なのかな?
細かなパーツを取付 完成です!!
細かい部分にも赤色パーツを突っ込んでいきます。
サイコンマウントはレックマウントの専用品。
フレームを注文した時点ではサイコンマウントはハンドルに付属だったのに、レックマウントから発売されたら付属しなくなってしまいました。
付属してきたとしても、どうせレックマウント買っただろうからいいけどね・・・
細かい調整はそこそこに、とりあえず乗れるように仕上げていきます。
ジャーン 完成しました!!
慣れない初ディクスブレーキにクソ固いブレーキアウター、完全内装ハンドル と手こずりポイントも多く、まあまあ時間がかかってしまいました。
しかし、自分で選んだフレームにカスタムペイント、お気に入りのパーツ類を組んでいるので満足度は非常に高いです。
しばらく乗ったらインプレ記事も書きますね。
エルブス バイクやファラス・エボを検討されている方の参考になればと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。